中国国家衛生健康委員会の発表によると、2日に中国本土で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は31人で、このうち2人は国内での感染者だった。死者は4人で全員、新型コロナの発生地である湖北省・武漢市の患者。同省ではこの日、新たな感染者は確認されなかった。 前日の新規感染者は35人で全員海外からの入国者だった。前日の死者は6人。 感染者数は累計8万1620人。死者の累計は3322人。 2日には60人の無症状感染者も報告された。 感染者が再び急増する事態を避けるため、中国当局が警戒を呼び掛ける中、武漢市当局は市民に対し、引き続き不要不急の外出を控え、自主隔離を継続するよう促した。 武漢市は感染者数が減少していることから4月8日に移動制限を緩和する予定だ。 しかし、同市トップの王忠林・党委員会書記は3日、市内の新型コロナ感染者が再び増加する可能性は内外双方のリスクを踏まえると依然高いとの認識を示し、感染予防・抑制措置を維持する必要性を強調。住民に引き続き油断しないよう呼び掛けた。 新華社によると、中国は4日、新型コロナとの闘いで亡くなった人々を追悼する。0200GMT(日本時間午前11時)に全国で3分間の黙とうを行うという。 一部の地域では、一度再開を許可された映画館が再び閉鎖を命じられるなど、規制を再導入する動きも徐々に広がっている。 河南省にあるジア県は1日、県内で新型コロナウイルスの感染が確認されたことを受け、県外への移動を事実上禁止する封鎖措置を取ったと明らかにした。 新型コロナの陽性反応がありながら症状は出ていない「無症状感染者」は、武漢市だけで新たに51人が確認されており、705人が医療観察の対象となっている。 *内容を追加しました。[北京/武漢 3日 ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・BCGワクチンの効果を検証する動きが広がる 新型コロナウイルス拡大防止に ・スペイン、新型コロナウイルス「都市封鎖」で約90万人失職 ・日本が韓国の新型コロナウイルス対策から学べること  ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月7日号(3月31日発売)は「コロナ危機後の世界経済」特集。パンデミックで激変する世界経済/識者7人が予想するパンデミック後の世界/「医療崩壊」欧州の教訓など。新型コロナウイルス関連記事を多数掲載。