米ニューヨーク州のクオモ知事は16日、同州の新型コロナウイルス感染症による死者と入院者数がともに約1週間ぶりの水準に減少したと明らかにした。 同時に、他の北東部州と連携し、非必須事業の営業停止と学校閉鎖を少なくとも5月15日まで延長すると発表。さらに今後1カ月で感染率などのデータを見極め、その後の方針を決定するとした。 ニューヨーク州と同州と隣接するニュージャージー、コネチカット両州、さらにデラウェア、ペンシルバニア、ロードアイランド、マサチューセッツの計7州は新型コロナ感染拡大によって休止している経済活動の段階的な再開と外出制限の緩和に向けて、連携して戦略を策定することで一致している。 クオモ知事によると、新型コロナ感染による入院者数は計1万7735人と、前日の1万8335人から減少し、今月6日以来の低水準となった。集中治療室(ICU)で治療を受けている患者数も減少した。 死者数は606人と、約1週間ぶりの低水準となったものの、クオモ知事は「なお痛ましいペースだ」と述べた。新規入院者は約2000人だった。 同時に、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)が奏功し、ニューヨーク州の基本再生産数が0.9%と、1人の感染者から他人にウイルスを感染させる数が1人を下回る水準まで低下したと楽観的になれる余地があるとも述べた。 また、前日発表した州民のマスク着用義務については、バスやタクシー、電車内で着用するよう求めた。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・政府の新型コロナウイルス対策正念場 緊急事態宣言を全国に拡大、一律10万円現金給付へ ・トランプ「新型コロナウイルス、武漢の研究所から流出したものか調査中」 ・韓国、新型コロナ自宅隔離者の無断外出が続出 犯罪者のような電子リストバンド装着へ ・イタリア、新型コロナウイルス新規感染者は鈍化 死者なお高水準   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月21日号(4月14日発売)は「日本人が知らない 休み方・休ませ方」特集。働き方改革は失敗だった? コロナ禍の在宅勤務が突き付ける課題。なぜ日本は休めない病なのか――。ほか「欧州封鎖解除は時期尚早」など新型コロナ関連記事も多数掲載。