健康不安説が取り沙汰される北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長について、同国国営メディアは22日も動静を報じなかった。 金委員長を巡っては、故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日である今月15日の「太陽節」に姿を見せなかったことから、健康上の問題を抱えているとの観測が浮上。米韓の一部メディアは健康不安説を報じたが、韓国と中国の当局者や米政府筋は否定的な見解を示した。 北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)と労働党機関紙の労働新聞は15日以降、金委員長が優れた市民に誕生祝いを贈ったこと以外は、動静を一切伝えていない。 KCNAが22日に伝えた主要ニュースは、スポーツ器具や桑の実収穫などに関する内容で、労働新聞は自給自足型の経済や新型コロナウイルス対策について報じた。 青瓦台(韓国大統領府)は前日、北朝鮮について異常な動きは察知されていないと表明。トランプ米大統領は、金委員長の健康不安説は真実かどうか分からず、あまり信用もしていないと述べた。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年4月28日号(4月21日発売)は「日本に迫る医療崩壊」特集。コロナ禍の欧州で起きた医療システムの崩壊を、感染者数の急増する日本が避ける方法は? ほか「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」など新型コロナ関連記事も多数掲載。