ギリアド・サイエンシズは5日、米国で新型コロナウイルス感染症治療薬として使用が認められた抗ウイルス薬「レムデシビル」について、少なくとも2022年末まで欧州、アジア、途上国向けに生産するために化学メーカーや製薬会社と協議に入っていると明らかにした。 また途上国向けのレムデシビル生産でインドやパキスタンのジェネリック(後発医薬品)企業数社と長期ライセンス契約の交渉をしており、技術を提供して生産を支援する方針も示した。 レムデシビルは1日、新型コロナウイルス感染症治療薬としての緊急使用を承認を米食品医薬品局(FDA)から取得した。レムデシビルの効果に注目する国は多い。 ギリアドによると、レムデシビルの世界的な供給の最大化に向けて製造提携先のコンソーシアム(連合)の結成に取り組んでいる。また、ユニセフ(UNICEF、国連児童基金)とは、ユニセフの物資輸送ネットワークを利用してレムデシビルを配布するための協議が進んでいるという。 バングラデシュの製薬大手ベキシムコ・ファーマシューティカルズの幹部は5日、ロイターに対し、今月中にレムデシビルの生産を開始する予定だと語った。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・東京都、新型コロナウイルス新規感染58人確認 3日連続で減少続く ・日本とは「似て非なる国」タイのコロナ事情 ・「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に ・トランプ「米国の新型コロナウイルス死者最大10万人、ワクチンは年内にできる」   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年5月5日/12日号(4月28日発売)は「ポストコロナを生き抜く 日本への提言」特集。パックン、ロバート キャンベル、アレックス・カー、リチャード・クー、フローラン・ダバディら14人の外国人識者が示す、コロナ禍で見えてきた日本の長所と短所、進むべき道。