トランプ米大統領のめいのメアリー・トランプ氏が執筆したトランプ一族の内幕本に対して、トランプ氏の弟ロバート・トランプ氏が出版の差し止めを求めた訴訟で、ニューヨーク州の裁判所は30日、出版を一時的に差し止める仮処分命令を出した。本の題名は「トゥー・マッチ・アンド・ネバー・イナフ」で、7月28日に出版される予定だった。出版社によると一族の「暗い歴史」に光を当て、ドナルド・トランプ氏が「世界の健康や経済の安定、社会の仕組みを脅かす存在になった理由を解き明かしている」という。メアリー氏と出版社は判決直後に控訴。メアリー氏らの弁護士は、判決は表現の自由を定めた合衆国憲法修正第1条に違反すると訴え、「この本は国民が強い関心を寄せているほか、年内の大統領選にとって重要で、たとえ1日でも出版が止められるべきではない」と述べた。一方、ロバート氏は、出版は1999年に死去したトランプ氏の父親との間で合意した守秘義務に違反していると主張。ロバート氏の弁護士は、この本の執筆・出版は「まったく非難されるべきものだ」として、徹底抗戦する考えを示した。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【話題の記事】 ・東京都、新型コロナウイルス新規感染54人を確認 6月の感染者998人に ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・今年は海やプールで泳いでもいいのか?──検証 ・韓国、日本製品不買運動はどこへ? ニンテンドー「どうぶつの森」大ヒットが示すご都合主義.   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月7日号(6月30日発売)は「Black Lives Matter」特集。今回の黒人差別反対運動はいつもと違う――。黒人社会の慟哭、抗議拡大の理由、警察vs黒人の暗黒史。「人権軽視大国」アメリカがついに変わるのか。特別寄稿ウェスリー・ラウリー(ピュリツァー賞受賞ジャーナリスト)