東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長は、来年の東京五輪は簡素であるべきで、準備は選手の安全を最優先にして進める必要があるとの考えを改めて示した。オーストラリア紙デーリー・テレグラフに24日掲載された寄稿で述べた。 23日、新型コロナウイルスのパンデミックで来年に延期された東京五輪まであと1年となった。 コーツ氏は寄稿で「42の競技会場が再び確保されたのは朗報だ。競技の日程も同じだ」と述べた。 その上で「しかし新たな状況の下、延期に伴うコスト面の影響を軽減し、大会をシンプルにして、効率的、安全かつ持続可能な形で運営できるようにしなければならない。開催まであと1年となったが、シンプルな五輪についてはっきりした輪郭はない。新型コロナの状況は国内外とも絶えず変化している」とした。 コロナ感染対策について、実施するのは容易でないが、日本政府、東京都、東京五輪・パラリンピック組織委員会の万全を期す姿勢を評価。IOCおよび日本側は、開催の実現だけでなく、準備において選手たちのことを最優先、最重要に考え全力で取り組んでいるとした。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・東京都、23日のコロナウイルス新規感染366人で過去最多に 緊急事態宣言解除後の感染者が累計の過半数超える ・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ ・がんを発症の4年前に発見する血液検査 ・インドネシア、地元TV局スタッフが殴打・刺殺され遺体放置 謎だらけの事件にメディア騒然   ※画像をクリックするとアマゾンに飛びます2020年7月28日号(7月21日発売)は「コロナで変わる日本的経営」特集。永遠のテーマ「生産性の低さ」の原因は何か? 危機下で露呈した日本企業の成長を妨げる7大問題とは? 克服すべき課題と、その先にある復活への道筋を探る。