エクイリブリアム社、クロスチェーンDeFiソリューションのためにポリゴンを統合

Equilibriumは、Polygon Networkエコシステムのプロジェクトとユーザーの双方にクロスチェーンのDeFiソリューションを提供することを目的として、Polygonとの統合を発表しました。この統合により、ポリゴンのユーザーは、Equilibrium DeFi 2.0プラットフォームの革新性と利点を活用することができます。

また、開発者はクロスチェーン相互運用性を特徴とするスケーラブルなソリューションを構築できるようになり、両者のコミュニティは統合の利点を活用できるようになります。

EquilibriumとPolygonの統合の使用例

ポリゴンとEquilibriumの統合は、双方に無限の利益をもたらします。例えば、MATICの保有者は、そのトークンを使ってEquilibriumで資産を借りることができ、借りた資産はエコシステムを通じて移動でき、Equilibriumの分散型取引所で交換することもできるようになります。

借り手は、レバレッジ20倍の105％という低い担保を要求されることになります。

さらに、ユーザーは不安定な市場のリスクを分散させることができ、また可能な限り低い金利で支払利息を得ることができるという利点があります。さらにユーザーは、同量のETHを使用して、保有するMATICを空売りすることもできます。

統合後、Equilibriumはユーザーへの報酬プログラムを拡大する予定です。ユーザーは平均10％から20％のAPYを簡単に得ることができるようになります。ユーザーは、提供される流動性に応じてEquilibriumでAPYを得ることができます。提供量が多ければ多いほど、APYは高くなる。

また、ユーザーは、ネットワークに保険を提供することで、保有資産から利息を得ることができます。この保険は、コミュニティーのメンバーがパニックに陥ったときに役に立ちます。

統合後、ポリゴンは取引手数料を1セント未満に抑え、パートナー間で暗号資産と安定コインの両方をより安く移動できるようにする。

ポリゴンの運営するAaveは、ユーザーがAAVEトークンを担保にEquilibriumから資金を借りられるようにする。

この統合により、JellySwapとDfyn Networkのプロトコルも、ユーザーが資産をEquilibriumに移動してプールに固定し、利息を得ることができるようになる。

現在、Equilibriumで借りた資産は、Polkadotのパラチェーン間のXCM通信を使用して、Polkadotエコシステム全体で移動されます。しかし、将来的にはEquilibriumはERC20互換のスマートコントラクトとして、Polygon ChainにEQD流動性とEQを提供する予定です。

この記事はcoinjournalを翻訳したものになります。

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