ポリゴン、ゼロナレッジEVMのロールアップを発表し、Web3インフラを強化

分散型Web3インフラとEthereumスケーリングソリューションを提供するPolygonは、ゼロ知識証明を活用し、コスト削減とスループット向上を実現したシームレストランザクションを提供するレイヤー2ソリューション、Polygon zkEVM（zero-knowledge Ethereum Virtual Machine）の提供を開始しました。

トランザクションのバッチ処理によりガス料金を大幅に削減できるほか、DeFi開発者にとって魅力的な入出金決済の高速化にも対応しています。

進化するWeb3インフラ
zkEVMはまた、イーサリアムのブロックチェーンを保護するのと同じ堅牢なセキュリティを利用して、すべてのスマートコントラクト、ウォレット、開発者ツールとの摩擦のない機能性を提供します。

Polygon zkEVMは、開発者がノードを切り替えるだけで、EVM互換チェーンから分散型アプリケーション（dApps）を移行することも可能です。EVM互換からzkEVMに移行する際に、コード、ツール、スマートコントラクトを変更する必要はありません。

このように、本ソリューションは、Web3エコシステムに不可欠な3つの主要機能であるスケーラビリティ、セキュリティ、イーサリアム互換性を誇っており、Polygonの共同創業者ミハイロ・ビェリッチ氏は “Web3インフラの聖杯 “と呼んでいます。

“これまで、これらの特性をすべて一度に提供することは現実的に不可能でした。Polygon zkEVMは、それをついに実現した画期的な技術であり、大量導入の新しい章を開くものです」とコメントしています。

L2ソリューションは、NFT、Web3ゲーム、エンタープライズアプリケーションのシームレスなミンティングをサポートします。これらすべてにおいて、開発者はより高いスループットと低い手数料のメリットを得ることができます（ポリゴンは、同社のzk-rollupsがイーサリアムネットワーク上で見られる手数料を90％削減できると考えており、将来のオフチェーン機能により手数料をさらに低くすることができると考えています）。

この記事はcoinjournalを翻訳したものになります。

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