Ankr Network 2.0でWeb3での存在感を拡大

Ankr Network 2.0は、Web3インフラの分散型マーケットプレイスになる予定です。

世界有数のWeb3インフラストラクチャ・プロバイダーであるAnkrは、Ankr Network 2.0を発表しました。

新しいホワイトペーパーによると、AnkrはAnkr Network 2.0をWeb3インフラのための分散型マーケットプレイスとして考えています。また、このアップグレードは、Web3の成長を支える重要なインフラとして機能する分散型製品とサービスの完全なスイートの到来を告げるものであるとも述べています。

Ankr 2.0は、Web3が現在、あるべき分散型でないという懸念に対処するために設計されています。Web3エコシステム内の基盤となるブロックチェーンのほとんどは、中央集権的な企業やデータセンターによってホスティングされています。

そのため、AnkrはAnkr 2.0を立ち上げました。Ankr 2.0は分散型ウェブサービスで、独立したノードオペレーターが開発者やdAppsをブロックチェーンに接続し、その間に報酬を得ることを可能にします。

Ankrの最高マーケティング責任者であるGreg Gopmanは、次のようにコメントしています。

“Ankr 2.0は、Web3がきっぱりと非中央集権化するためのミッシングリンクです。ブロックチェーンが単一のネットワーク上で複数のインフラプロバイダーと連携できるようにすることは、スピード、信頼性、分散化の両面において、常に夢でありました。今、Ankr Networkによって、それがすべて可能になりました。今後数年で大量導入に対応できるインフラに向けて革新を続けることは、業界にとって大きな前進です。”

チームは、Ankrの集中型インフラ事業を分散型プロトコルに移行するために、過去1年間、Ankr 2.0に取り組んできたと付け加えました。その目標は、業界が協力する初のノード・インフラ・プロトコルを作成することです。

Ankrは、そのAnkr 2.0には、独立したノードプロバイダーがフルノードを実行できるようにする、開発者が分散型RPCレイヤーに接続する、ANKRトークンの実用性を高めるなど、多くのアップグレードが含まれると述べています。

これらのアップグレードにより、誰もがAnkr Networkのフルノードに出資し、提供されたすべてのRPCトラフィックに対して報酬を得ることができるようになります。

チームは、分散型インフラのマーケットプレイスと経済を構築することで、Ankr Networkは増え続けるWeb3の利用量に対応できるように拡張し、より多くの関係者がその成長の恩恵を受けられるようになると付け加えました。

ANKRは過去24時間で3％以上上昇し、現在1コインあたり0.027ドル以上で取引されています。

この記事はcoinjournalを翻訳したものになります。

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