Vitalik Buterin氏、イーサリアムの移行は「長く、複雑」だと語る。

イーサリアムのネットワークは「マージ」後に55％の完成度になると共同創設者のVitalik Buterin氏が発言。

Ethereumの共同創設者Vitalik Buterin氏は、待望の “Merge “後にネットワークが55%のロードマップ完成度に達することを示唆した。

プルーフ・オブ・ワーク（PoW）からプルーフ・オブ・ステーク（PoS）への切り替えがついに実現する日として先週発表された後、そのカウントダウンが始まっているのである。

Buterin氏は、パリで開催された第5回Ethereum Community Conference（EthCC）で講演を行った。

彼によると、プルーフ・オブ・ステークに向けた道のりは、コミュニティにとって長く困難なものであった。

「イーサリアムのプロトコルは今、この長く複雑な移行の真っ只中にあり、多くの点でより強力で堅牢なシステムになるための移行なのです」と彼は述べた。

そして、Ethereumプロトコルのロードマップの「ビッグ5」と呼ばれる発展段階（マージ、サージ、バージ、パージ、スプラージ）について語り、PoSスイッチは “マージ “を、シャーディングは “サージ “を反映しているとした。

まだ55％しか完成していない

これまでの変遷であるマージは多くのことを達成し、分散化の目標も遠くないところまで来ています。しかし、まだまだやるべきことは多く、ネットワーク全体のロードマップはマージ後の「55%完了」レベルにしか到達しないようだ。

移行を完了するには「深い変化」が伴うと説明し、その内容は金融政策（発行額の削減）、セキュリティモデル、トランザクションの取り込みプロセスなどだという。

スケーラビリティもイーサリアムの大きな特徴になりそうだ。”サージ “に向けてロードマップが進むと、特にそうなる。

このように、Ethereum 2.0（ETH2.0）は、シャードチェーンによってトランザクション毎秒（TPS）数が現在の平均30TPSから天文学的に向上し、10万件/秒の時代の到来を告げます。

Vitalik Buterin氏のEthCCの講演は、以下の動画でご覧いただけます。

この記事はcoinjournalを翻訳したものになります。

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